8年前にうちの前に捨てられていた黒猫について。名前は『黒豆』です。
子猫だった当時の体重は約300グラムでしたが、今では約3kgと十倍に成長しています。この子は(うちにやってきた当初から)後ろ足が動かず立って歩くことができません。いわゆる障がい者、いや障がい猫です。
排尿も自力ではうまくできないため、膀胱がパンパンになったらじんわりと漏れてくるような感じでした(排便も同様)。したがって膀胱炎になりやすく、3~5時間おきに人間が圧迫排尿をしてあげなければなりません。
当然、かかりつけの動物病院には頻繁にお世話になったものです(感謝!)。そして今年の夏、またもや病院にお世話になる事態が…。
それは突然のことでした(前兆は全くありませんでした)。口を半開きにした状態で、口端からはよだれが垂れています。息遣いが荒く、心拍数も異常に速くなっていました。
翌日の朝、すぐに病院へ駆け込み、そのまま緊急入院となりました(酸素室への入院です)。様々な検査の結果、診断は『肺水腫』とのことでしたが、その原因は不明だそうです。心臓由来のものと、そうでないものの2種類があるそうですが、診断はつきませんでした。
根本的な治療法はなく、(対症療法的に)利尿剤によって排尿を促し、肺に溜まった水を抜くしかないらしいです。しかも一旦は治った(よくなった)と思ったら、思い出したように再発します。どうやら一生薬を飲み続けるしかないみたい…。
それでも現在は小康状態を保っていて食欲も旺盛であることから、ほっと一安心というところでしょうか。なお、『肺水腫』というのは溺れている状態と同じらしいので、スポーツ用の酸素缶(5リットル、880円/1本)を常備して、はぁはぁと少し苦しそうにしているときはすぐに酸素吸入するようにしています。
んで、目下の悩みは『酸素発生装置』を購入するかどうかですね。あれって結構高いんだよなぁ(笑)
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